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展覧会名

第4回 ららぽーと東京オフィース・アート・エクスビション
The 4th LaLaport Tokyo Office Art Exhibition

開催期間

2012年11月30日(日)ー2013年4月20日(土)

一般の方々のご鑑賞は2013/2/1の日にちにご覧ください、フリートーク有ります。
2013年2月1日(金) 開催時間:18:14-19:30(小林・金子・永井)

主催

ららぽーとマネジメント株式会社

目的

企業における芸術文化の育成と社会貢献活動を目的とする。
アートのクリエイティビリティーを感受し、会社内及び社員への文化普及活動として開催する。
7室のオフィースをギャラリーとして活用の場を広げる。
現役の美術大学生及び若手アーティストの作品の発表の場を提供する。

企画趣旨

企業における文化の育成と社会貢献の一環として浜町センタービル12階のオフィースを
アーティストに提供することで、企業文化と地域社会における芸術文化の発展に寄与する。
21世紀型グローバル企業を目指す、ららぽーと東京オフィースは文化創造の枠を超えてた
地域と共に「社会に豊かさと潤いを」実現する、三井不動産グループの企業理念に合致する
ものです。

キュレーター:

上田雄三(多摩美術大学 芸術学科 非常勤講師)
運 営: 有)キュウコンセプト/ギャラリーQ

Art Works


清水 香帆 Shimizu Kaho


蒔く森 (左)
油彩、カンヴァス
91 x 72.7 cm
2012

昇るかたち(右)
油彩、カンヴァス
91 x 72.7 cm
2012


ステートメント:
表出する記号のような形体。その形は日常の風景から現れることが多いです。
しかし、それは直接ものを示しはしません。
その形が何かになろうとし続けることで生まれる距離と、形体、それ自体が
持つ奥行きの不思議さに惹かれます。
溢れ出るようで吸いこまれるような、空虚だが暖かい、そんな風景のような
存在に還ればと思い制作しています。

Shimizu Kaho CV

1988 東京生まれ
2010 女子美術大学芸術学部 絵画学科洋画専攻卒業
2012 女子美術大学大学院 美術研究科美術専攻洋画研究領域修了

浅野 泰恵子 Asano Taeko


晴れる日のために(左)
油彩、カンヴァス
84.5 x 60cm
2012

雨上がり(右)
油彩、パネル
60 x 84.5cm
2012

 


ステートメント:
花に興味を持ったのはいつからか覚えていないが、ただ、毎日傍らに咲いてた。

 陽の光や、風に揺れている姿を見ていると、自分と同じ様に呼吸し、会話している様
にも見えて、その姿は刻々と変化し、同じ時間を共有し寄り添う様に生きているようだ。

 日々を同じ様に繰り返し、やらねばならない事を淡々とこなしていくことが求められ
る中、急にハッとする瞬間があり、その瞬間の切っ掛けをわたしは植物や天候から教え
られる事が多い。
 見慣れたものが全く知らないものの様になってしまったかと戸惑う。
そしてそれは、何も感じなくなりそうな気持ちをリセットする瞬間であり、わたしが誰
かと共有していたい大切な事のひとつの様な気がしている。

Asano Taeko CV

1976 神奈川県生まれ
2002 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業
2004 多摩美術大学大学院美術研究科修了

金 利洙  Kim Yisu



アンフラマンスの風景-1 (左)
樹脂、アクリル 
51 x 51 x 3 cm
2012

アンフラマンスの風景-2 (右)
樹脂、アクリル 
51 x 51 x 3 cm
2012 


ステートメント:
作品はアクリルの板に描かれた平面絵画ではあるが、板の層は立体のような
空間の深みを導き出す。層は描いたものと描かないもの、露わにしたものと
隠れたもの、内と外の微細な‘間(between)’の世界をつくりだす。
私は層の間に流れる空気や光など、非物質的な要素までも作品の知覚概念と
して引き入れる。
赤外線(infrared)は、可視的な領域のもとに敷かれているのだが、知覚する
ことはできない。そのような無限小の差異にこの言葉を適用することができる。
私の作品はこうしたアンフラマンスを視覚化する作業。

アンフラマンスは、識別できない‘超薄形、極薄’という意味

KIM Yisu CV

1998 B.A.Department of Painting Course,Sungshin Women’s University, Seoul
2000 M.A. Department of Painting Course,Sungshin Women’s University, Seoul
2005 M.A. Department of Painting Course,Pratt Institute of Art&Design,U.S.A
Ph.D Department of Western Painting Course, Sungshin Women’s University, Seoul

小林 あずさ Kobayashi Azusa

 

hello world(左)
アクリル、パネル、綿布
72.7 x 91 cm
2010


禁足地もしくは正夢(右)
綿布、アクリル、鉛筆、パネル
100 x 72.7 cm
2012


ステートメント:
(遠くの彼方が、私の目の中で輝く)
言葉の上手く喋れない私は、制作をする事で文章を書きたいと思っています。
モチーフを単語に、構図を文体に、自分の体を筆として扱う、この事をテーマ
にしています。
目の前に広がるとりとめのない形は、どのような意味の器に盛られ、
構造のお盆の上にあるのか。存在の来歴が自身の興味の中心です。
そこから出発をし、知っているものをくっつけ、知らない物を見る為に。
ダブルイメージの連想のしりとりを続ける。
この感覚の持つ判断への希求を行う事、これを芸術と呼んで良いのなら、
制作は自分の既知の術を用いて、未知を捕獲する罠と似ていると感じています。

Kobayashi Azusa CV

1988 横浜生まれ
2012 東京芸術大学先端芸術表現科学部4年在籍

浅野 泰恵子 Asano Taeko



ないしょばなし(左)
油彩、カンヴァス
72.7x91 cm
2012

春の日 (右)
油彩、カンヴァス
100 x 80.3cm
2007


ステートメント:

花に興味を持ったのはいつからか覚えていないが、ただ、毎日傍らに咲いてた。

 陽の光や、風に揺れている姿を見ていると、自分と同じ様に呼吸し、会話している様
にも見えて、その姿は刻々と変化し、同じ時間を共有し寄り添う様に生きているようだ。

 日々を同じ様に繰り返し、やらねばならない事を淡々とこなしていくことが求められ
る中、急にハッとする瞬間があり、その瞬間の切っ掛けをわたしは植物や天候から教え
られる事が多い。
 見慣れたものが全く知らないものの様になってしまったかと戸惑う。
そしてそれは、何も感じなくなりそうな気持ちをリセットする瞬間であり、わたしが誰
かと共有していたい大切な事のひとつの様な気がしている。

Asano Taeko CV

1976 神奈川県生まれ
2002 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業
2004 多摩美術大学大学院美術研究科修了

永井 優 Nagai Masaru


君に出会えて (左)
顔料、カシュー、綿布、パネル
70 x 90 cm
2011

緋(右)
顔料、カシュー、綿布、パネル
40 x 36.5 cm
2012


ステートメント:
言葉では伝わらない繊細な感情や気持ち、世界観がある。
作品の素材感や表情を通して物語へと変わっていく。
それは音のような見えないものであっても人の五感へ語りかけてくる。
手で触れて目で見て、いろいろな感情を流し込んでくる。
私の作品は美術の世界だけを見てきたものではない。
今までの出会いや別れの中で積み上げたもの。
現代人が生きるうえでのスタイル、現代だからこそ描けるものを
伝統的な素材や技法の中に融合し、新しい表現をしていきたい。

Nagai Masaru CV

1987 東京生まれ
2010 多摩美術大学 美術学部絵画学科油画専攻卒業
2012 多摩美術大学 大学院油画美術研究絵画専攻修了

金子 奈央 Kaneko Nao


私のお気に入り(左)
油彩、カンヴァス
100 x 80.3cm
2011

ビックニュース(右)
油彩、カンヴァス
91 x 116.7 cm
2011


ステートメント:
〈記憶〉は人それぞれに持った感性の塊と思う。
同じ映画を鑑賞しても人によって心に残るシーンが違うように、〈記憶〉に残
るものがその人の感性なのだ。
私はそれを大切にしたい。
昨今、デジタルで作られた鮮やかで緻密な映像がいたる所に溢れているが
それらは現実に理想化をほどこし、感性のマヒを生じさせているように思う。
イラスト的だと言われる私の絵を、油彩で描くのはある意味そのような現代に
対する抵抗かもしれない。
材料と時間と手間をかけ、何もない背景に少女の姿だけを佇ませる。
少女は私の幸せな記憶に残った色や香りの具現であり
その瞳は日々の中にある刹那のきらめきを見つめ、未来へと運んでくれる。

Kaneko Nao CV

1985 東京都生まれ
2008 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業


永井 優 Nagai Masaru

ROCK OVER(左)
顔料、カシュー、綿布、パネル
122 x 145 cm
2012

LOVE!!!!(右)
顔料、カシュー、綿布、パネル
145 x 145 cm
2011



Nagai Masaru CV

1987 東京生まれ
2010 多摩美術大学 美術学部絵画学科油画専攻卒業
2012 多摩美術大学 大学院油画美術研究絵画専攻修了
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