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展覧会

Challenge Art in Japan 2014
チャレンジ・アート・イン・ジャパン2014
韓国人留学生による現代アート展

開催期間

2014年11月11日(火)ー29日(土)
10:00-17:00 日曜日 開廊 )
11月24日(月・祭日)休館  入場無料

オープニング・レセプション

オープニング・セレモニー:18:00-18:30
内覧会及びレセプション:18:30-
会場:韓国文化院 2階 

主催

駐日韓国大使館 韓国文化院 
韓国文化院 ギャラリーMI  (入場無料)

後援

art in culture、art in ASIA(韓国)
多摩美術大学校友会、武蔵野美術大学校友会、一般社団法人 女子美術大学同窓会、東北芸術工科大学校友会

スタッフ

パンフレット、ポスター、チラシ・デザイン
徐 慧(武蔵野美術大学大学院造形研究科デザイン専攻1年在籍) 
宋 恵珍 (女子美術大学アート・デザイン表現学科 アートプロデュース表現領域4年在籍)

キュレーター

上田雄三
運 営: 有)キュウコンセプト/ギャラリーQ

企画趣旨

21世紀の時代を「感性の勝利」と今から15年前にソフトバンクの孫正義は予測しました。
その未来へのネット社会の予測は的中し、現在ハードからソフトの時代において、人間が
生きていくうえでの大切な環境となっています。しかしネット社会の中で失われた感性は
人々を現実から非現実的な社会へと引き起こし、ソーシャルネットワークによる犯罪は多
発し、仮想現実となって人々のリアリティーが失われたことも事実です。
 今私たちの社会に必要なことは本当の「感性」を呼び戻すことにあります。柳宗悦は
「世界は多元的であるが故に、複合的な美を内包している。」無心で作業する人々の 「他
力の美」を感性の美学として多元的な東洋の美を尊んだ。それは世界が単一化する 現代の
ネット社会をすでに警告していたかのようです。これから未来に向かって歩むア ーティス
トたちの「感性」、「無心」を如何にして育てあげるかとても重要だと思います。
本展覧会は多摩美術大学、武蔵野美術大学、東京藝術大学、女子美術大学、東北芸術工科
大学、東京デザイナー学院、東京工業大学の韓国からの留学生たちによる展覧会です。
この地にて励んだ韓国人留学生のハイブリットで多元的な「感性」を韓国文化院ギャラリ
ーMIに一堂に集めて紹介いたします。              (上田雄三)

リンク

会場風景

Art Works

Kim Yijoo

金 利朱 (キム・イジュ)


2014 多摩美術大学大学院美術研究科
博士後期課程美術専攻修了



私の置かれた精神的状況や心情を、音のない言語としてのイメージによって如何に表現し伝えるかという
ことに腐心している。私は虚構の空間に自分の意識を託し、精神的な安定を図ろうとした。虚構の空間を
作る主体は自分であるから、その中の対象、構造、時間などのすべてが自分の意志によって決定される。
すなわち虚構の空間とは想像の空間であり、心理的な現実でもある。ピカソが「(芸術)とは真実を伝える
ための嘘である」と言ったが、これは普遍的な真実であると私は実感している。あるいは、このような空
間の中では充足しきれない欲求を一種の代理的満足にまで変貌させ、精神的な安定を取り戻すことで、現
実との調和を得ることも可能であろう。それは「何かを表現したい」、「描きたい」という芸術欲求に関
わる問題である。もしかすると、私は日常の中で私の心を代弁してくれる対象、自分の心を素直に噴出で
きる対象を無意識のうちに探していると言えるのかもしれない。ピカソは表現することによって、精神的
課題を解決してきた。私も程度の差こそあれ、同じことをしているのだと思う。

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Han Jungmin

韓 廷旻 (ハン・ジョンミン)


2014 多摩美術大学大学院絵画学科
油画専攻1年在籍



世の中の様々な出来事の中で時間の流れによって作られる
“年輪”と“人のシワ”を基に、見えない時間を形にすることで、
「見えるかもしれない」を表現しました。
年輪は寒い時も暑い時も、雨や雪の時も何年も頑張って生きてきた証で、
とても美しい形をしています。人のシワも人それぞれで、それまでの人生を表しています。

私は作品で年輪とシワの形を合わせ、一つの綺麗な作品を作ることで人々がもっと自分が
生きてきた人生をもっと愛し、また素敵な時間を残すために精一杯生きようというメッ
セージを伝えたいです。

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Song Yeonjoo

宋 ヨンジュ(ソン・ヨンジュ)


2014 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程
絵画専攻油画研究領域油画専攻2年在籍


大人になってはじめてスキューバダイビングを経験し、私にとって海の中という空間は、神秘が内在さ
れている数多くの生き物とともに呼吸しながらふれあえる自由で楽しい空間であった。とくに海の中の
空 間と生き物たち、それぞれの時空間の中で 多様にうつられる生き物たちの形象やかたち、その表面
の色 や質感などを接することは海の中で最高の瞬間であり、それらをモチーフとして自分の「潜在意識」
と「無意識」を通じた作品制作を行っている。
創作活動の表現手法において、私の経験とその記憶の出会いにうつられる海の中と生き物たちが、時空
間性によって変わり続けられ、「部分と部分」又は「部分から部分へ」つながっていることにある。
特に「部分と部分」、「部分から部分へ」つながる時間的な表現というのは、例えば、海の中の様々な
空間の中に熱帯魚や軟骨魚類、海草などが、光で眩しく輝き、それぞれの部分が多様で神秘な形状とかた
ちでつくりだされ、 特定の部分と部分が交わってふれあう、又は部分から部分へつながりがもう一つの形
状をうみだすような多様性を変化と強調、結合とともに表現したことである。

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Lee Rira

李リラ(イ・リラ)


2014 多摩美術大学絵画学科油画専攻4年在籍



毎日歩く道でも時々、見知らぬ風景のように感じる時があります。
それは多分、今私が感じている寂しさ、懐かしさが作った瞬間ではないかと思います。
すごくなれているのに、すごく不自然で不思議に感じる瞬間を描きたいです。
部屋の中では探せない緑の自然はいつも私に刺激を与えてくれます。

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Kim Taehyoung

金 泰亨 (キム・テヒョン)


2013 多摩美術大学美術学部情報デザイン学科
メディア芸術コース卒業



私は多摩美術大学の情報デザイン学科メディア芸術コースを卒業し、現在では映像ディレクターとして活動
しています。2012年に制作された「変形された時間への航海」という映画は、映像の一般的な再生と、逆再
っていきます。自分が希望している記憶にはある歪みが存在し、無意識の中で元に戻ろうとしているが、結
局、「記憶はコントロールできない。」という事が分かってしまい、記憶の海に落ちてしまう話であります。
時間軸をいじることは映像でしかできない表現だと思い、時間(記憶)というテーマで制作した作品であります。


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【映像作品(ショートフォルム) Yuo Tubeで観れます】

Shin Guehang



申 圭恒(シン・ギュハン)


2014 武蔵野美術大学彫刻学科4年在籍



この全ての瞬間は逆説的であり、体系を脱したものだ。なぜなら、現在から未来の時点を繋げている瞬間は
どんな計画性も持たないが、その中で変化が現れているからだ。この変化は必然的ではなく、偶発的で自由
だ。それは、この瞬間が超越性をつくるからである。変化を可能にする瞬間は決してどんな観念からも捕捉
できない。また、それは現在と過去、未来のどこにも探してみることができないものだ。
しかし、その瞬間から世界のすべてが生み出される。
 この変化は時間を排除したものであるため、永遠性がある。全ての変化は永遠性を伴って表れ、それは人
間の理性では把握できない自由で永遠な存在であるということを表す。そしてその変化を形態化させるのが
私である絶対的な存在であり、表されたものがこの作品である。

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Seo Hye

徐 慧(ソーヘー)



 2014 武蔵野美術大学造形研究科博士
後期課程造形芸術専攻環境形成分野在1年在籍


私は武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科の修士課程で、身体内部の鼓動と呼吸の動きによって生み
出される 「身体リズム」を基にした、「造形空間における動勢表現」を主題に、固有の独創的なパタ
ーン制作の研究を 行いました。現在も継続して博士後期過程で、身体性から生まれる歪みとズレの暖
かくて美しさをデータ化することに対して研究をしています。ここで私が語る「身体リズム」とは、
鼓動と呼吸のことです。
今回の展覧会では、これらの自身の固有な動きを視覚化するために、線の歪みやズレの優美を表現し
た作品を 制作しました。

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Won Boyoon

元 保允(ウォン・ホユン)


2014 武蔵野美術大学彫刻学科専攻4年在籍


私は、武蔵野美術大学彫刻コースで鉄彫を専攻し、素材の多様性と変化について研究しています。
具体的には、相反するイメージの素材を混合して用い、様々な表現方法についてです。
例えば、鉄と いう素材に 興味を感じているので、作品は主に、鉄を中心として、重く、硬い鉄の
イメージと、それに 反する毛糸やウールなど を用い、それらを一つの作品の中で対比させること
により、素材の多様性を見せています。
 また、一つの素材を素にして様々な質感を生み出すことにも試みています。つまりそれは、ある
素材を見て感じることのできる実際の属性を、人により異なって受ける印象や感覚、性質の間に生
じる緊張感、素材間の衝突によって変化させることです。それを表現するために鉄をリボンのよう
に柔らかい形に曲げたり、鉄であるが、プラスチックのような質感を出す為に、色を施したりしま
す。これは、鑑賞者に異なる主観的な解釈の余地を与えています。
 現在は、このような、鉄を中心とした様々な表現の多様性を勉強していますが、今後は鉄だけでは
なく、他の素材を用いたり、彫刻以外にも、平面作品においてそのような研究をしたりすることで、
更なる表現の可能性を求めて行きたいと思います。

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Kim Jina

(キム・ジンア)


2014 武蔵野美術大学油画
専攻4年在籍


私はドローイングと油絵などの平面作品を中心に自分の周辺でみられる日常を自画像の時点で表現してします。
私の部屋、着る服などのような特定の対象になったり、対象を成している空間、状況になることもあります。
最近は"犬と狼の時間"というテーマで制作をしています。
“犬と狼の時間“という言葉は昼から夜に変わる間の時間を意味しますが、その時間は日が暮れながら独特な
色彩と光、そして、その光を後ろにしたシルエットを作り出します。
私が飼っていた身近な犬が、遠くから私に近づいて来る間、ぼんやりと見える犬のシルエットと光が作り出す
雰囲気が本当に私が飼っていた犬なのか、でなければ近づいて来て私を襲う狼なのか分からないという意味が
込められています。
私はそれだと思ったのが本当にそれなのか確信できない曖昧な状況と不安なことについて、その時間について
表現しています。

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Kim Jiwon

金 智圓(キム・ジウォン)


2014 女子美術大学芸術学部美術学科
立体アート専攻4年在籍


私は女子美術大学、立体アート専攻の紙コースで、日本の伝統的な和紙の素材の楮や麻の繊維を使って造形
作品を作る勉強をしています。今は麻の繊維自体に魅力を感じて、一本一本の糸の流れをたばにしてパーツ
を作り、そのパーツを連結して空間に展示する作品を作っています. 麻の素材は韓国でも日本でも昔からあ
る伝統的な自然素材です. 韓国の麻は伝統的な服をつくる時に使っています。ふわふわの麻糸をつなぎ合わ
せて形を作り、まるで空間に大きい絵を描くように作品を展示することで、私の内面にある想像の世界を表
現できたらと思います。細い糸でできた流れのような表情が繋がりあったり、はなれたりする形や、糸が絡
み合って解けなくなってみえる所が私の内面に感じている部分に似ているきがします。また色々な色彩を使
うことでより深い気持ちや感情を人に伝えられたらと思い制作しています。

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Han Hyejin


韓 惠軫(ハン・へジン)


2014 女子美術大学大学院
美術研究科芸術文化専攻色
彩領域修士課程修了

2014 東京工業大学大学院
総合理工学研究科物理情報
システム専攻色彩研究博士
課程1年在籍



誰でも自分の中に子供を探すことができると思う。私の作品のでは私の中に内在されていたるその子供が
主人公である話がほとんどであった。その主人公はいつも陰影があり、怒っている姿で、表情がない子供に
描写されてきた。今回の作品は色彩を学びながら変わった私を、色彩を通じて明るさを表し、希望のメッセ
ージを伝えようとした。


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Park Misoon

朴 美順(パク・ミスン)



東京デザイナー学院ファッション・イラストレーション専攻

主に人間と動物のポートレートを描いている。それは彼らが持っているそれぞれの肉体の美しさを引き
出そうとすることが作業の始まりである。
合体や分解をするのは互いの美を補完して活かせる、一つの飾りである。
でも私の最終的なゴールは具象物それぞれの個性とニュアンスにフォーカスを合わせそれを表現するこ
とである。

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Lee Honjoon

李 炯俊 (イ・ホンジョン) 

2014 武蔵野美術大学大学院造形研究科修了
2014  東京藝術大学大学院先端芸術科研究生在籍


私が興味を持っているのは時間により、人間が作られたものが自然の一部になって行く現状と対象
のことです。
 『封墳』は、世界唯一韓国の葬礼文化で、死と美に対する民族性が現れる美しい文化財だ。
その中で最も特徴が現れた場所は慶州の新羅の王家の墓である。
死を象徴する『封墳』は、人間の最後であり始まりである。そして新たな世界への一歩だと言えるだろう。 

 そこで、生み出される神秘さと偉大さ。そして舞い込む心の安定感は大地で生まれ大地に戻るか、
母親の中で生まれてまた母親の元に戻るという韓国人の情緒が浮かび上がるどころである。
この作品の一部では死から新たな誕生という気がする木の姿も存在している。

イメーシは大地と空で二分化される。人間の手が及ばない空と木は生命力で踊り、人間により創ら
れた大地の王家の墓は静かで鮮やかだ。そして美しい曲線を描いている。

 私の眼差しによりフレームを構成し、遠近法を無視した東洋の遠近法「三遠」で見るような風景
に見えてほしい。つまり心を通じて見る対象との距離を写したい。節制された美しさに向き合って
ほしい。そして生き死にに関する問題についでも考えてほしいのである。



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Kim Dongok

金 東玉 (キム・ドンオク)    

2010 日本美術専門学校グラフィックデザイン学科卒業
2013 東北芸術工科大学グラフィックデザイン学科卒業


絵を描き始めた大きいな理由として自分の中にある悩みや不安を、絵を描く事で自分自身と向き合う
事が出来たと思います。そして、ただ、平面の絵だけではなく描いているイラストにまつわるインス
タレーションを通して自分の制作のテーマである不安や恐怖感を深く広げたいと思います。

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