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Statements from Galleries
Focusing on a new generation in Tokyo 2009

展覧会名

Statements from Galleries
Focusing on a new generation in Tokyo 2009
―画廊からの発言― 新世代への視点2009

開催期間

2009年7月27日(月)- 8月8日(土)
11:30-19:00 (最終日 17:00)日曜日休廊

主催

東京現代美術画廊会議
画廊からの発言-新世代への視点2009
「東京現代美術画廊会議」は銀座、京橋に在る10の画廊が集まり、1993年より「新世代への視点
-画廊からの発言」と銘打って展覧会を開催して参りました。
本年度10回目の開催に向けて、新たにギャラリ−58(銀座4丁目)とGALERIE SOL(銀座6丁目)の
賛同を得て、12の画廊により毎年開催する運びとなりました。またgallery 21yo-j(旧ギャラリー
21+葉)が本年4月より自由が丘に移転いたしましたが、志を共にしております。
各画廊の共同開催による、個展形式での若手作家の展覧会は、多くの方々に<若手作家からの多様
なる価値観や視点>をアーティストと共に未来に向けて投射するものです。私たちはアートの持つ
魅力・普遍的な力を信じて、より多くの方々にご観覧いただくことを願っております。
会期中には「画廊からの発言 '09」小品展と、トリトン・アーツ・ネットワークのご協力を得て、画
廊にてミニコンサートを催します。皆様のご来場をお待ちしております。

主催:東京現代美術画廊会議
平成21年4月
東京現代美術画廊会議一同
連絡先
藍画廊
〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-2 西勢ビル2F
Tel/Fax. 03-3567-8777
Art Works

展示風景2009



Fukai Souichirou
Gallery Natsuka
深井 聡一郎
ギャラリーなつか
よく旅に出る。旅に出るとそこで蒐集したい風景や出来事に出会う。
そういったものたちは、記憶という形で保存するほかには、手元に残す方法はない。
そして時が経つとその記憶は風化し、鮮明になるもの・・・曖昧になるもの・・・
いずれにせよ私のなかに蓄積されていく。

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展示風景2009

 
Ichikawa Yuji
Gallery Kobayashi
市川裕司
コバヤシ画廊
geneticとは、生となり得る事象が未だ形を胎蔵し、定められた時間と空間に対峙する
ために命の姿をイメージし続ける様である。制作は、流動的に増殖する描画が広大な
現実を仮装し続け、機体と化した透明層が変則的に折り開かれた新しい空間を生む。
形を規定しない私の画面は形態という拘束力に委託された絵画
の可能性である。。

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展示風景2009

 
Kato Takashi
Gallery K
加藤 崇
ギャラリイK
日常の行為や身の回りの日用品と僕の身体はあらゆる接触を試みます。
それら接触の事実はすべて、僕自身による記録という形で残していきます。
その異化された行為の記録によって見えてくるものに
誰かは快感を得て、また誰かは不快に感じるものであるでしょう。
それが僕とその誰かとがつながるための小さなきっかけとなっていくことを感じています。

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展示風景2009



Sugiura Ai
Gallery Gen
杉浦 藍
ギャラリー現
日常的にあるモノ、たまたま見かけたモノ。ぼーっとしていると
何も思わないが、そこら中にヒントが隠されている。
まだまだ試行中であるし、たくさんのモノに出会えるだろうから、
それらが作品の要素となる可能性をもっと楽しみたいと思っている。

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展示風景2009



Koike Junya
Gallery Yamaguchi
古池 潤也
ギャラリー山口
「正」「死」「鬱」「今」など、野菜で描いた文字絵。
作者は描かれた言葉の意味を問いかけます。日常肯定される「正」、否定されがちな
「死」ですが、人は死を思うことで生きていることを実感したり、命の意味を考えます。
「鬱」の時代と言われる「今」、それを受け止めて生きていきたいと作者は言います。

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展示風景2009



Kamata Aya
Galerie Tokyo Humanite
鎌田 あや
ギャルリー東京ユマニテ
私はわたしとしてワタシを生きるしかない。
世界を覗くことは、わたしを覗くことだ。
わたしとあなたの中には、世界が広がっているのだ。
まだ、「決定的」なわたしやあなたが、わたしは分からない。
わたしは相変わらず、曖昧で、宙ぶらりんだ。
そして、世界も相変わらず、曖昧で、交わることができない。
それゆえに、この世界はとても謎に満ち満ちていて、魅力的で、あきることがない。
もちろん、分からないがゆえに、絶望的になったり、クヨクヨしたり、涙を流したりもする。
それでも、わたしはこの世界を信じている。
わたしを信じている。
あなたを信じている。

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展示風景2009



Kikuchi Nuiko
Ai Gallery
菊池絵子
藍画廊
私が紙に線や文字を書くということは、私が紙に場所や現象、記憶などを記録する、
と言い換えることもできる。この、当たり前といえば当たり前の事に私はある期待を
持って、紙とペンを素材に作品を作っている。
ただの紙(日用品)が同時にただの紙でなくなる、ということが語り得ることについ
て考えている。

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展示風景2009



Kugimachi Kazue
nabis gallery
釘町 一恵
なびす画廊 
「生(エロス)は死(タナトス)と共に」 見下ろせば、腕のなかに珠が息をしている 一瞬にして繁茂する生命力(ちから)を、
小さな珠のなかで、急速に増幅させているピンクの息、あたたかく 溢れるほどの乳と血を、撒き散らしながら闊歩するの
だ 桃色の珠を小脇に抱えながら 泣き声さえも悩ましく 耳に聞こえるのでなく胸骨に、髄液に、震動するその声の色、美
しく視(み)える 官能の色、観音の色 逝くひとを追いたい想いを、噛み殺し 日々、愛しさのつのる珠を抱きしめて 生きる
喜びを、総身の穴から感じながら征(い)くそれが今のいま 盆が来る 生命(いのち)の芽吹く季節と共に あの人に会える向
こうの通りから歩いて来る 幾度も生き直す

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展示風景2009



Yanai Shino
Gallery Q
柳井信乃
ギャラリーQ
私が生きている世界は、ほかの誰のものでもない《わたし》がイメージしている世界です。
《わたし》とは常に断片的で、顔さえじかに見ることはできなくて、鏡に映った自分も現実の《わたし》ではなくイメー
ジです。そういうばらばらな感覚を想像でつなぎとめている《わたし》がいます。イメージしている《わたし》は確かに
ここにいて、《わたし》を知ることが作ることへのはじまりになるのだと考えています。《わたし》を知ることは、自分
自身で行った表現と向き合って立つということです。目に見える形で表現することで《わたし》は対象化され、イメージ
でつなぎとめていた断片的な《わたし》の輪郭を補強してくれるのです。

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展示風景2009



Sato Yuichiro
Gallery-58
佐藤 裕一郎
ギャラリー58
地を見つめ絵を描いています。
始まりと終わりが混在し循環する、根源的な生命の像。
奥深くに茫漠と広がる、混沌とした生命の景。
視点はより深く、地中世界へと分け入ります。
大地の奥底に内在する生命力が
蠢き、湧き出し、地上に解き放たれるように、
自身が体感し積み重なった記憶−内的振動を表現しています。

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展示風景2009



Mori Tetsuya
GALERIE SOL
森 哲弥
ガルリ ソル
見過ごしている風景、記憶にも残らない時間、喜びや怒りといった感情にまで至らない思いなど、できるだけニュートラルなもののイメージが、定まらない現実の中で美しく感じます。つかみどころのないイメージを絵画や写真ではなく、彫刻という極めて物質的な存在感の中で表現してみようという実験であります。

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展示風景2009



Fujiwara Ayato
gallery 21yo-j
藤原彩人
ギャラリー21yo-j
僕は移ろい行く時間の中で夢見心地で「心是にあらず」な表情と、
ここに「生きている」という存在感を陶素材による人体彫刻で表現したいと考えている。
それは理想と現実といった2つの世界を行き来しながら未来へと進む人間の姿であると思うからである。

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事務局

ギャラリー山口
〒104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F・B1F
Tel/Fax. 03-3564-6167