GalleryQ/QConceptinc
>> Q_HOME >NEWS Mitsui Fudosan Retail Management
Exhibition Now Exhibition Archives YouTube Archives Schedule Reservation Links Past Projects
展覧会名

第24回三井不動産商業マネジメント・オフィース・エクスビション
The 24th Mitsui Fudosan Retail Management Office Exhibition

開催期間

2022年11月26日(土)ー 2023年5月19日(金)

協力:藍画廊、ギャラリー58

一般の方々の鑑賞は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために
トークは中止させて頂きます。

主催

三井不動産商業マネジメント株式会社

三井不動産商業マネジメント式会社 ホームページ>>
目的

企業における芸術文化の育成と社会貢献活動を目的とする。
アートのクリエイティビリティーを感受し、会社内及び社員への文化普及活動として開催する。
7室のオフィースをギャラリーとして活用の場を広げる。
現役の美術大学生及び若手アーティストの作品の発表の場を提供する。

企画趣旨

企業における文化の育成と社会貢献の一環として浜町センタービル12階のオフィースを
アーティストに提供することで、企業文化と地域社会における芸術文化の発展に寄与する。
21世紀型グローバル企業を目指し、文化創造の枠を超えて 地域と共に「社会に豊かさと潤
いを」実現する、三井不動産グループの企業理念に合致するものです。

キュレーター:

上田雄三(キュレーター)
運 営: 有)キュウコンセプト/ギャラリーQ

Exhibition Archives
Art Works

Room 1
RAURA EMMA SUZUKI

 

空と私 音と空- 1 (左)
アクリル、カンバス
60.6×72cm
2022


ーやわらかなひかりー 
SERENE LIGHT-2 (右) 
アクリル、カンバス
60.6×72cm
2022

 

Room 2
RAURA EMMA SUZUKI

記憶-3-(左)
木材、アクリル絵の具、アキーラ
53x53cm
2022

記憶-2-(中)
木材、アクリル絵の具、アキーラ
53x53cm
2022

記憶-7-(右)
木材、アクリル絵の具、アキーラ
53x53cm
2022


  ステートメント:


音楽家として、ヨーロッパを中心に、日本、アメリカと、数々の
舞台に立ち、音を奏でてきた 。 私の体内には、音の記憶、目に
した景色、経験と思い出が、雪の結晶のようにちり積もる。
それを映し出すかのように色を重ねてゆく。
体内に染み込んだ記憶を視覚化し、また新たな世界を形成する



Room 3
中西悠月 Nakanishi Yuzuki

清濁-1(左)
アクリル、ペンキ、カンバス
55 x 55cm
2021

清濁-2(中)
アクリル、ペンキ、カンバス
55 x 55cm
2021

清濁-3(右) 
アクリル、ペンキ、カンバス
55 x 55cm
2021


  ステートメント:

白い紙がその場にあるとして、例えばアトリエでは、絵筆から
予期せず落ちた水っぽい絵の具で、机の上では飲み物をこぼす
ような、そういうシミの演出は現実やドラマ等でも散見されます。
飲み物は綺麗で、絵の具も綺麗なものだと分かっているのに、
自分が考えてもいなかった場所に染み込むと汚いと思ってしまう
経験は誰しもが持つはずです。山の中の綺麗な川も、雨が降れば
カサを増し泥が混じり人間に危険が及ぶようになり、積もり積も
った真っ白な雪も、翌朝には道路に黒いシャーベットのように固
まり、人の営みによって不規則な凹凸の氷へ変化します。
本作品は、自分の生活や取り入れる情報の中で、綺麗だと思った
ものがそうではないものに変わってゆく瞬間を切り取った作品です。
タイトルにもなっている『清濁』は有名な『清濁併せ呑む』という
ことわざから引用し、善悪を受け入れて飲み込む様子をキャンバス
上で混じり合う美醜の表現に重ねました。 

Nakanishi Yuzuki CV

2001 北海道生まれ
2022 東京造形大学 美術学科 絵画専攻4年在籍



Room 4
青木 明日香  Aoki Asuka

日々のうた(左)
岩絵の具、金泥、雲肌麻紙 
72.7×91cm
2022


日々のうた(右)
岩絵の具、金泥、雲肌麻紙
72.7×53cm
2022



  ステートメント:

壁に映る光と影を描いています。
光を描くと影を描き、影を描くと光を描いている事に気がつきます。

毎日、毎日、同じ事の繰り返しのように感じる時も
揺れては消え、また 浮かびあがる影を描いていると
全ては流れている事を知ります。

そして
この世の中は何ひとつ とどめておく事など出来ない様に思えますが、
丁寧に 記憶し残しておきたいと描いています。


Aoki Asuka CV

1975 神奈川県生まれ 
2000 女子美術大学芸術学部日本画専攻卒業 



Room 5
さいとう りな   Saito Rina


ぼんち(左)
アクリル、スタイロフォーム、綿布、まち針
25x25x5cm
2018

(ふ)あんてい(中)
アクリル、スタイロフォーム、綿布、まち針
30x30x5cm
2018

みなも(右)
アクリル、スタイロフォーム、綿布、まち針
25x25x5cm
2018

ステートメント:

「装いと身体」というコンセプトのもと、まち針で支持体に布を
固定するという絵画的な構造を保持しながらも、人間の身体と着
脱可能な服をイメージし、ボリュームのあるレリーフ状の作品を
制作しています。

Saito Rina CV

1995 千葉県生まれ
2019 多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業




Room 6
甲斐千香子 Kai Chikako


ごちゃごちゃ No.4
アクリル、岩絵具、カンバス
27,3×27,3cm
2022


ごちゃごちゃ No.6
アクリル、岩絵具、カンバス
27,3×27,3cm
2022


ごちゃごちゃ No.7
アクリル、岩絵具、カンバス
27,3×27,3cm
2022



  ステートメント:

日常の風景や人間に潜む「おかしさ」をテーマに、日本画技法を用
いながら、 キャンバスにアクリル絵具 で制作する。
幼少期に記憶術を習い、無関係なものを 組み合わせて発想すること
に魅了され、絵画制作に反映されるよ うになった。 物事を自由に組
み合わせて創造する絵画は、見立絵や遊び絵だけでなく、西洋の 植
物図鑑か らも影響を受けている。 見慣れたものに対し、独自の視点
と仕掛けを 持った現代の遊び絵的表現を追究している。
近作では、危険な状況や他者に対し防御や攻撃、威嚇としての役割
を持った爪を、 全身を纏う鱗のように 描いた『鱗』シリーズや、
幼少期から強いられる集団行動 やルールに従うことへの抵抗感から
解放され、 自由奔放に動き回る指人形たちを 描いた『ごちゃごちゃ』
シリーズを展開している。

Kai Chikako CV

1987 宮崎県生まれ
2014 武蔵野美術大学造形学部通信教育課程油絵学科日本画コース 卒業

Room 7
李多喜 Lee Dahee

私の部屋3(左)
シルクスクリーン 
72,5×90 cm
2021


私の部屋2(中)
シルクスクリーン 
72,5×90 cm
2021


私の部屋1(右)
シルクスクリーン 
72,5×90 cm
2021



  ステートメント:

留学生活最初の頃,私に安定感を与える場所は私の部屋だけだと
思ってずっと部屋 を描いてきました。
時間が経って部屋は私の心理を表現する手段になり、
『部屋=私』になりました。
今回の作品ではコロナによるストレスと家だけの生活で汚く
なった部屋を通じて複雑 な心をありのまま表現しています。


Lee Dahee CV

1996 ソウル生まれ
2016 Sunhwa arts high school 韓国画専攻 卒業
2022 多摩美術大学絵画学科版画専攻 卒業

 

 

Lobby Wall
甲斐 千香子 Kai Chikako






鱗 No.22
水晶末、アクリル、カンバス
130.3x162cm
2022

Kai Chikako CV

1987 宮崎県生まれ
2014 武蔵野美術大学造形学部通信教育課程油絵学科日本画コース 卒業

Lobby
松見 知明 Matsumi Tomoaki


Ryu #2
白松、真鍮
W20×H70×D14cm
2022


ステートメント:
鉛筆で線を引くように、空間に思いのカタチを描きたい。
そんなことを考えて、最近は針金をごねごねと動かすところから
制作はスタートする。
質量を持つ線がフォルムに溶けてゆくのを見逃さぬように、
軽やかに、 伸びやかに手を動かしていきたい。
 

Matsumi Tomoaki CV

1988 福井県生まれ
2010 福井大学教育地域科学部美術教育サブコース卒業
2012 福井大学大学院教育科教育専修美術専攻修了