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Asian Contemporary Art Fai(ACAF)

上田雄三が行く:ニューヨーク編
2007年11月8日(木)-12日(月)
Pier92 711 12th Ave New York, NY10019
Asian Contemporary Art Fair
ギャラリーQ-Booth C8
レポーター:上田雄三

2007年11月6日ー9日

成田空港からニューアーク空港まで、篠原愛さん、村尾成律さん、坂本知野さんの新作を持って 11時間のフライト。格安チケットでの作品の運び屋も村尾さんに手伝ってもらい、追加料金3万 円 も取られて7年ぶりにようやくニューヨークにやってきた。大きな80号以上の石田徹也さん や他の作品は前もって送ってあったので安心だった。果たして国際舞台のニューヨークで日本の 若手 作家が売れるか、今回は挑戦であった。 11月7日午前9時に会場に到着。Pier92というマンハッタン島のハドソンリバー側にかつて船着 き場 ような会場。うなぎの寝床というのか細長く川に突き出た会場であった。80のアジアの画廊 がニュー ヨークに集結してまさにビジネスを展開する。 ニューヨークはグレーのビルが立ち並ぶ無機質な、機械仕掛けでできた街。金のない奴からここ を出 なくては成らない非常な都市でもある。けれども逆にこうしたしのぎを削る都市だからこそ、 人間の 感情が必要なのだろう。そこに人間的で不完全なもの、人格や感性、痛みや悲しみ、喜び と言った人々 の感情が生きた証拠となってアートというものに置き換えられる。それが現代アー トなのだ。
タクシーでHotel Wolcott(4 west 31 st New York)から
20分、会場まで20分
参加アーティスト、石田徹也の作品(145x103cm)
参加アーティスト、村尾成律(左)、篠原愛(真ん中)
の作品(145x112cm)
篠原愛(右上2点)石田徹也(右下)(72x91cm)
参加アーティスト、村尾成律(左上下)、
坂本知野(真ん中下2点)の作品(91x91cm)
 
初日はVIPの招待日なので一般客ではなくプロの画廊やコレクターが集まってすぐに商談が成立してしまうようだ。  

2007年11月9日

11月9日 グッケンハイム美術館のキュレターのアレクサンダー・モンローさん、アジアソサエテ ィーの メリッサ館長やアートインアメリカのジャネットさんやアートニューズ社長のジュディース さんと多くの ニューヨークの友人たちが訪ねて来てくれて日本の若いアーティストを紹介できて好 評を得た。亡くなった 石田徹也さんの作品にも多くの人が共鳴してくれて、本当に石田さんが生き ていてくれたらとさぞかし喜ん だのではないかと思った。こうした機会が日本では考えられないほ ど著名なコレクターも訪れて連日夜は パーティーで疲れたというのが本音。でも毎晩著名な方々に 会えたのは私が20年間もアジアのアートの時代が必ず訪れるだろうと予測していた。イーサン・コ ーヘン・ギャラリーのオーナーもYuzoの言う通りになったね。と言ってくれたののは驚いた。私の 発言を覚えていてくれたのだ。
ギャラリーQのブースの向かへのGoeduis Contemporary/London,Beijing,New York で何と馬六明の新作が展示されていた。もう馬(マー)君はスターになってしまいました。 でも馬君の最初の個展は ギャラリーQだったのです。
 
何故かアメリカンアーミーの迷彩服で作ったドラゴンが会場をお祭り気分に盛り上げたいのだろうか銅鑼を慣らしていたが、私はどうも対アメリカを意識した中国のポリティカルなパフォーマンスに感じた。
 

2007年11月10日

11月10日 ニューヨークで韓国のアラリオ・ギャラリーがオープンしたアジア最大のギャラリー は中国の現代アートでスタートした。その広さはバスケットコートを幾つも集めた位の日本では想 像できない広さだ。 日本人が成し得なかったアートシーンをアラリオがアジアをこれからも変えて いくだろう。